【危険?!】キャットフードに含まれるビートパルプの正体とは?

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【危険?!】キャットフードに含まれるビートパルプの正体とは?

【危険?!】キャットフードに含まれるビートパルプの正体とは?

キャットフードの原材料欄に書いてある「ビートパルプ」って何のことかご存知でしょうか?ご存知ない方はあなたの家族の為にも最後まで読んでみて下さい。

 

また、「なんとなく知っている」という方も本当に正しい認識ができているのか?確認の意味も込めて読んでみて下さい。ここではキャットフードに含まれるビートパルプの正体を暴露します。

 

 

 

キャットフードに含まれるビートパルプって何?

ビートパルプ(beet pilp)とは砂糖の原料となる「甜菜(テンサイ)suger beet(シュガービート)」から砂糖となる甘味成分を搾り取った後に残る繊維(pulp)質のことをいいます。

 

砂糖と聞くとサトウキビを思い浮かべる方も多いと思いますが、サトウキビは温暖な気候で、テンサイは寒冷地で育つ砂糖の原料となります。

 

実は私たち人間もビートパルプが入った食品などを口にしています。私たちが口にするのは「ビート繊維(ビートファイバー)」と呼ばれ、ヒトの食品向けに洗浄・乾燥させたものです。

 

これとは違い、キャットフードに含まれるビートパルプは絞っただけで洗浄は行われません。まだ甘味が残っているので家畜の嗜好性がよくなる為、主に家畜の飼料になります。

 

家畜は草食動物なので猫よりもずっと繊維質の消化が得意なので資料として与えても全く問題ありません。本来なら砂糖工場が産業廃棄物として処分するものなので循環型のリサイクルにもつながっています。

 

ただ、猫は純粋な肉食動物です。そもそも食物繊維をとる食生活をしていないので、繊維質は消化できません。その為、ビートパルプなど過剰な繊維質は次のようなリスクが考えられます。

 

キャットフードにビートパルプが入ってると何が良くないの?

ビートパルプには硫酸系薬剤が残ってる?

日本国内で生産されるビートパルプのほとんどは北海道で生産され、圧力をかけて砂糖成分を抽出した搾りかすを乾燥させてビートパルプとして家畜の飼料にしています。

 

但し、海外で生産されるビートパルプの中にはより簡単に効率よく砂糖成分を抽出する為に、硫酸系の薬剤を使って砂糖成分を抽出したものもあります。

 

そして恐ろしいのはこのような粗悪なビートパルプが家畜の飼料になるだけでなくキャットフードにも使われているという点です。

 

当然、ヒト用に加工されたビート繊維とは違い、大した洗浄をしていないので科学的に砂糖成分を抽出する際に使った硫酸系の薬剤がそのまま残っている状態です。

 

ビート繊維はモノにもよりますが100gで数千円するもののあります。なので時間がかかっても圧力で砂糖成分を抽出し、洗浄するだけの価値があるんですね。

 

本来家畜の餌となるビートパルプにそこまで手間やお金をかけません。絞ったカスをそのまま乾燥して使います。

 

ビートパルプに微量に残った糖分が良くない??

テンサイから作られる砂糖は「上白糖」です。健康意識が高い方なら上白糖の危険性をご存知の方は多いと思います。

 

もちろん、キャットフードに上白糖をドバドバ入れている訳ではないので、少しオーバーになりますが上白糖の摂取には次のようなリスクがあります。

 

上白糖の危険性

  • ビタミンB1欠乏
  • 肥満・心臓病のリスク
  • 体内のカルシウムを奪う
  • ガンの誘発
  • 腸内の悪玉菌の餌となる

 

 

ビートパルプは化学的に砂糖成分を絞ったカスなので、大量の糖分を摂取した場合に起こる上記のようなリスクは無いかもしれません。

 

但し、少量であってもビートパルプ入りのキャットフードを食べるということは毎日、少量ずつ体内に上記のリスクが貯まっていくということになります。

 

ビートパルプ=食物繊維なのに便秘になるってどういうこと?

ビートパルプは食物繊維ですが、便秘の原因となります。食物繊維には2種類あります。

 

  • 水溶性食物繊維・・・きのこ・海藻などに含まれる水と混ざってドロドロになる繊維
  • 不溶性食物繊維・・・ビートパルプやセルロースなど水と混ざっても溶けない繊維

 

ビートパルプは不溶性の食物繊維で水に溶けない為、お腹の中で水分を吸収し過剰に摂取するとうんちが硬くコロコロになります。

 

もともと繊維質をとることが無い猫にとっては硬くなった便が腸内にとどまってしまい便秘になるケースが多いです。これは「うんちの処理を簡単に!」その分、猫の負担になっている?にもつながります。

 

もしキャットフードで便秘を解消するのであれば「便秘気味の猫におすすめなキャットフード」を参考にしてみて下さい。

 

結局、なんでメーカーはキャットフードにビートパルプを入れるの?

ビートパルプは飼い主の善意を付いた「かさ増し材」

ペットフードメーカーはビートパルプやセルロースなどを入れて「便秘解消!」・「繊維質が豊富なのでダイエットに!!」などと聞こえのよいキャッチフレーズを付けて販売しています。

 

確かに「食物繊維が豊富」と聞くと、そのようなイメージを持ちます。ただ、これはヒトの場合です。(ヒトであっても過剰な不溶性繊維の取りすぎは便秘になります)

 

もちろん、全く効果がない訳ではありませんがメーカーがビートパルプを入れる一番の理由は「かさ増し」です。

 

ビートパルプが搾りカスというのは何度も紹介していますが、つまりは砂糖工場で出た産業廃棄物です。本来は砂糖工場がお金を払って廃棄物として処理をしなくてはいけません。

 

つまりペットフードメーカーは「砂糖工場が産業廃棄物として処理するよりもさらに安い金額でビートパルプ(搾りかす)を仕入れて、飼い主の善意(便秘解消やダイエット)に漬けこんだ売り方をしている」だけです。

 

もちろん、中にはビートファイバーとまではいかなくとも、国産のビートパルプのような高品質なものを使っているメーカーもあるかもしれませんが、それなら公式サイトに「高品質なビートパルプを使用」と書くはずですよね?

 

そういったメーカーが無いということは、つまりビートパルプを使っているほとんどのメーカーが上記で説明した「かさ増し」の為に使っているということです。

 

近年便秘になる子が増えている背景には「ダイエットフード」や「便秘解消」を謳ったフード・「毛玉ケア」など過剰にビートパルプが含まれたフードが原因と指摘する獣医も少なくありません。

 

かさ増しされた分だけ「栄養素が減っている事実」

ビートパルプは少しだけ残った糖分以外には何の栄養素もありません。(不溶性食物繊維なのでそのままうんちと一緒に排泄されます)

 

ビートパルプが全体の5%含まれているとしたら、ビートパルプの変わりに肉でも野菜でも入れてくれればその分は猫にとっての栄養となります。

 

ビートパルプが入っているということは、その分栄養素が減っていると言っても良い材料です。

 

「うんちの処理を簡単に!」その分、猫の負担になっている?

ビートパルプ(不溶性食物繊維)には腸内で水分を吸収してお腹の中にとどまる時間が長くなるので、うんちが硬くコロコロになります。

 

なので、トイレが汚れにくく飼い主にとってトイレ掃除が楽になるというメリットがあり、これを売りにしているキャットフードメーカーもあります。

 

ただ、忘れてはいけないのはうんちが硬くコロコロということは、その分猫にとっては腸や肛門に負担がかかっているということです。

 

 

一般的な便秘の症状

  • うんちをしようとトイレには行くが出ない
  • 一日に何度もトイレにいく
  • 嘔吐
  • 食欲の低下
  • 細長いうんち
  • お腹の左下にシコリのような膨らみ
  • お腹を触られるのを嫌がる

 

あなたの愛猫は上記のような症状が出ていませんか?もし3つ以上当てはまるようなら便秘をしているかもしれません。「猫の便秘原因と解消方法」を参考にしてみて下さい。

 

天然由来成分で嗜好性アップ⁉その真相は?

砂糖の危険性については既に「ビートパルプに微量に残った糖分が良くない??」でもご紹介しましたが、ビートパルプは嗜好性をあげる為に家畜の飼料に混ぜられるということもご紹介しました。

 

これはそのままキャットフードにも当てはまります。ヒトにも共通して言えるんですが、糖分には依存性があります。

 

ビートパルプに少しだけのこった甘味成分がキャットフードに混ざることで嗜好性があがります。初めて食べた時は猫も「美味しい」と感じるのでしょう。

 

ただ、依存性がある為、ビートパルプや砂糖・塩などで味を調整していない高品質なキャットフードに変えても最初の内はなかなか食べてくれません。

 

これが市販のキャットフードからプレミアムキャットフードに切り替える際に上手くいかない原因の一つです。

 

肉食の猫は甘味成分を含む食事をしません。なのでビートパルプに少量でも残った砂糖成分は中毒的に猫の嗜好性を麻痺させていきます。

 

メーカーとしては、キャットフードを食べてくれればよいので甘味成分が残ったビートパルプを入れます。しかもそれが「テンサイ」で天然由来の成分です。

 

しかも砂糖工場からいくらでも安く入手できる。メーカーにとってこれほど都合の良い食材は無いということですね。

 

この記事を参考にペットフードメーカーに騙されず、本当に猫の健康を考えたキャットフード選びをして頂ければと思います。

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