猫の下痢原因と対策方法

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猫の下痢原因と対策方法


猫と生活していると、猫が突然下痢をすることがあります。そんな時、あなたならどうしますか?下痢が1回だけで収まれば様子を見ても良いんですが、もし数日続いたりした際は、何か病気の可能性もあります。ここでは下痢の原因と対策方法について詳しくご紹介していきます。

 

 

下痢の原因(生活習慣の場合)

  • T食べすぎ
  • Uフードの急な切り替え
  • V誤飲・誤食
  • W発情期
  • X季節の変わり目
  • Y換毛季
  • Zストレス
  • [食物アレルギー

 

Tについては外出などでご飯の間隔が空いてしまい、空腹時にがっついてしまったり、単純に量を食べ過ぎてしまうことで起こりますので普段から猫の行動をよく見ておき、食べすぎたりしていないかチェックしてみてあげましょう。

 

U、これが原因で下痢や柔便になってしまう子がけっこう多いです。キャットフードを切り替える際は「新しいキャットフードに切り替えるときの注意点と対処法」にも書いてあるように少しずつ切り替えてあげましょう。

 

V、「猫に絶対与えてはいけない食べ物・成分まとめ」を参考に、誤飲・誤食が無かったか思い出してみましょう。

 

W〜Yについては多少長引くこともあります。その際は「病院へ行った方が良い下痢の症状一覧」を参考に該当する症状が無いか確認してみて下さい。

 

[のストレスに弱い子は来客があっただけでも下痢をする子がいます。この場合、長期にわたって下痢をすることは無いので様子見で大丈夫ですが、他にストレスになるようなことが無いか思い出してみてください。こういった子は、家族の誰かが1日外泊しただけでもストレスを感じて下痢をしてしまうケースもあります。

 

[の食物アレルギーの場合、フードの切り替え直後から症状が出始めます。この場合、フードを切り替えた日と下痢が始まった日でだいたいの憶測がつきますので以前のフードに戻してみて下痢が収まれば新しいフードに原因があったと見て良いでしょう。(アレルギー以外でも添加物など、単純にフードが合わない場合もあります。)

 

 

下痢の原因(病気の倍)

  • 寄生虫感染(回虫やフィラリアなど)
  • 猫汎白血球減少症(トマトジュースのような血便)
  • 小腸性下痢症(シャバシャバの水のような便)
  • 大腸性下痢症(粘液が混じった便や血便)

 

ここでは便に特定の特徴がある病気を挙げましたが、上記以外にも急性肝炎や腎不全・脂肪肝など下痢を併発する病気は沢山あります。次に挙げるような症状が見られる場合は一度病院へ連れていってあげましょう。

 

 

あなたでも出来る猫の下痢対策

  • T脱水症状を避ける為にお水を飲ませる
  • U人間用の薬・サプリメントは絶対ダメ!
  • V病院に行ける日には猫の検便を用意しておく

 

Tについては下痢をして水を飲む元気も無いような子にあげるゼリー(不足しがちなミネラルが含まれている)などもあります。「下痢を避ける為に水分を与えることを控える」人がいますが、これは間違いです。下痢で一番怖いのは脱水症状なのでむしろ積極的に水分をあげましょう。生水が原因となる可能性もゼロでは無いので一度沸かした水を人肌くらいに冷ましたものを猫が飲めるだけあげて大丈夫です。詳しくは「猫が水を飲まないときの対策方法」を参考にして下さい。

 

 

ただし、下痢の程度によっては半日〜1日程度の絶食・絶水で驚くほど回復するケースもあります。下痢で荒れている腸を絶食・絶水によって一度休ませるという効果があります。ただ程度・季節によってはやはり水分不足に陥ることもあります。もう何度も下痢を経験している子・飼い主の方は自己判断で絶食・絶水をしても良いかもしれませんが、初めての下痢や自分で判断が出来ない場合は病院に連れていきましょう。

 

Uびっくりしましたが、ヤフー知恵袋を見ていたら猫が下痢をしたからといって正露丸をあげる人がいました。正露丸の成分に反応し中毒を起こす可能性があるので絶対にやめましょう。また、知恵袋で多かったのが「ビオフェルミンを与える」という内容です。この場合、「ヒト用のビオフェルミンを与えている」人が多かったんですが、あまりおすすめはしません。

 

理由は、ヒト用のビオフェルミンはヒトに対して効果・副作用の安全が確認されているものであって、猫をはじめとする動物に対して効果・副作用が保障されている訳では無いからです。とは言っても、ヒト用のビオフェルミンをあげて下痢が治ったという書き込みが多いことも事実です。乳酸菌サプリメントということであれば、ビオフェルミンに限らず「犬猫用」の整腸剤などもありますので楽天やAmazonで探してみてはどうでしょうか。

 

Vについては猫の排便後、できるだけ直ぐに採集してタッパやラップなどで包みできるだけ状態を維持したまま病院へ持っていきます。時間が経過したものだと原因の追究が困難になる為です。

 

 

病院へ行った方が良い下痢の症状一覧

  • ご飯を食べない
  • 下痢の状態が悪化している
  • 嘔吐もある
  • 元気が無くなったりふらふらしている
  • 痩せてきた
  • 一度治った下痢がまた下痢になった 
  • 下痢が何度も続いている
  • 激しい下痢
  • 便に血が混じっている
  • 1日1回でもそれが数日続く
  • 便の中に虫がいる

 

上記の症状が見られてたら、出来るだけ早く病院へ連れて行ってあげましょう。また、病院に行った際、獣医から聞かれることの多い項目を挙げておきます。下記の項目をチェックしておくと、獣医もスムーズに原因を推測できますので参考にしてみて下さい。

 

逆に下痢をしたけども1度だけで治ったり、下痢の後でも元気に走り回っているようなら2〜3日様子を見ても良いでしょう。2〜3日後に再び下痢を起こすようなら何か原因があるはずなので下痢の原因を参考に思い当たるフシが無いか確認して見て下さい。

 

 

電話で獣医に相談する際のチェックポイント

  • 1日に何回下痢をするか
  • 下痢なのか柔便なのか(液状か形はあるか)
  • 始まってからどれくらい続いているか
  • 誤飲・誤食の可能性
  • 脱水を起こしていないか(皮膚をつまんでみて直ぐに戻らなければ脱水を起こしている)
  • 嘔吐の有無
  • 食欲と元気があるか
  • 便に白いヒモのような虫がいないか
  • 肛門の回りに白い粒のようなものを見たことは無いか
  • トイレまで我慢出来ずに粗相をしてしまっているか
  • 便の色が黒くないか
  • 便に粘液が混ざっていないか
  • 便の臭いに異常はないか(悪臭の場合もある)

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