手作りキャットフードの作り方とレシピ

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手作りキャットフードの作り方とレシピ

市販のキャットフードとは違い、手作りすることで材料の鮮度や質にこだわったご飯を作ってあげられます。でもその反面、手作り食は「どんなものを作ってあげれば良いのか分からない」や「食べちゃいけないものが分からない」「せっかく作ったのに食べてくれない」など、ちょっと敷居が高いイメージがあるものだと思います。

 

ここでは手作りキャットフードをあげたいんだけど、「中々一歩が出せない」そんなあなたに向けて手作りキャットフードの作り方とレシピについて詳しくご紹介していきます。誤って食べてしまうと死んでしまうこともある為、まずは「猫に絶対与えてはいけない食べ物・成分まとめ」を参考に猫が食べられない食材について勉強しておきましょう。

 

 

手作りキャットフードの作り方とレシピ【目次】

 

手作りキャットフードの基礎知識


ここではキャットフードを手作りする際、最低限抑えておきたいポイント、猫の食べ物に対する好み、せっかく作ったご飯を食べて貰う為の工夫などについてまとめました。これから手作りキャットフードを始めようと考えている方は参考にしてみて下さい。

 

手作りキャットフードの基本【抑えておきたい5つのポイント】

  • 動物性たんぱく質がメインのご飯を作る
  • 植物性油脂と動物性油脂の両方を取り入れる
  • ビタミンAを含む食材を取り入れる
  • 青魚メインのご飯は避ける
  • 穀物は避ける

 

手作りキャットフードを取り入れる前に、最低限抑えておいて欲しいのが上記5つのポイントです。それぞれについて詳しくご紹介します。

 

まず、猫は肉食動物です。毎食必ず動物性のたんぱく質(肉・魚)がメインとなるご飯を作ってあげましょう。これは動物性たんぱく質にお含まれる「タウリン」が猫にとって必須の栄養素となる為です。イメージとしては動物性たんぱく質(6~7割):野菜や海草など(3~4割)といった感じです。

 

次に必須の脂肪酸として「オメガ6脂肪酸(リノール酸・アラキドン酸)」「オメガ3(α-リノレン酸)」が必要となります。これらをバランス良くとる為には植物性と動物性それぞれの油脂を取る必要があります。

 

犬は体内でビタミンAを作ることが出来ますが、猫はそれが出来ない為に動物性たんぱく質からビタミンAを摂取する必要があります。(主にレバーに多く含まれている)

 

青魚にはビタミンB1を分解する酵素が含まれている為、青魚に偏ったご飯だと黄色脂肪症(イエローファット)を起こす危険があります。

 

猫は穀物(トウモロコシ・小麦・大豆)を食べられますが、消化を苦手とするので出来ればあまりあげない方が良い食材です。もし動物性たんぱく質を充分に用意できず、やむを得ず使う場合は必ず加熱調理してからあげるようにしましょう。

 

【手作りキャットフードのポイント】知ってますか?猫の好み

  • 食材
  • 調理方法
  • 大きさ

 

その子によって好みの食材や味(甘いものや混ぜる食材)は様々で多頭飼いをしていると良く分かると思いますが、手作りキャットフードを取り入れるにはまずここがポイントと言って良いでしょう。その子の好みを知る為の方法をご紹介します。

 

食材については色々なものを少しずつあげてみてどんなものなら食べてくれるのか、好みの味・匂いなのかを把握しておくと、今後好みの食材をメインにしたり、トッピングにしたりすることで手作りキャットフードの食いつきを良くすることが出来るので、1~2週間かけておやつやご飯の時などに1皿に少量ずつ食材を乗せたもので試してみると良いでしょう。

 

調理方法によっても食いつきが変わってきます。魚であれば生が好きな子もいれば、茹でたものが好きな子、焼いたものが好きな子など好みはばらばらです。1つの食材を試して終わりでは無く、生でも食べられるものは生であげてみたり、煮る・焼くなどしてあげてみましょう。(人肌くらいの温度が一番食いつきが良いです)

 

大きさについても食材がゴロゴロと入っているのが好きな子もいれば、ペースト状が好きな子もいます。一般的には一口大(ドライフードの大きさくらい)が食いつきが良いです。

 

いきなり手の込んだ手作り食をあげても、食べてくれる子は少ないようです。なのでまずはあまり手をかけずにどんな材料・調理法が好きなのかを把握し、その間に猫にも手作り食も食べ物であるということを学習してもらいます。(猫は生後半年までに食べたもの以外は食べ物として認識していません)

 

 

手作りご飯を食べてくれるように工夫する

  • 人肌に暖めてみる
  • 鶏肉・ささみなどのゆで汁をかけてみる
  • 寒天やくず粉・タピオカ粉でトロミをつける
  • 嗜好性の高いキャットフードやおやつをトッピングとしてのせてみる
  • ご飯を山盛りにして回りにゆで汁を入れて「浮き島」のように盛り付けてあげる

先にも書きましたが、猫は幼い頃に食べたことのあるもの以外を食べ物として認識していません。なので手作りキャットフードを作ってあげても、好き嫌いの場合もありますが、そもそも「食べ物として認識していない」場合があります。

 

なのでまずは今まであげていたキャットフードに手作りのものをトッピングしていく方法がおすすめです。また、「猫の好み」でも少し触れましたが下記のようなアイデアも取り入れることで猫の嗜好性をあげることが出来ます。

 

手作り食で大切なのは、根競べに負けないことです。基本的に10~15分くらい出しておいても食べないようならお皿を下げてしまいましょう。最初の内は手で鼻先に持っていって匂いを嗅がせるだけでも効果があります。良く、「食わず嫌いをして餓死する子もいる」という情報も聞きますが、それはよほど極端な場合です。

 

通常であれば、お腹が空けば自然と食べますし、逆に根負けしてしまい普段食べなれたドライフードをあげたりすると「わがままを言えば好きなものを食べられる」と困った認識をされてしまう可能性もあります。

 

レシピと作り方


ここからは手作りキャットフードのレシピをご紹介します。材料や手順などをまとめました。基本的には切って煮るだけの簡単レシピなので参考にしてみて下さい。

 

鶏肉と野菜の合わせ煮

材料 作り方

・鶏肉(ささみ・モモなどどこでも)を全体の7割
・しめじ、かぼちゃ、にんじん、昆布を全体の3割

1cmくらいの大きさにカットしてから鍋に入れてコトコト煮るだけ!
出す時は人肌に冷ましてから出すか、暖めなおしてから出すと食いつきが良い。

 

基本的に材料をカットしてから煮るだけなので簡単です。昆布の代わりに干ししいたけや猫用の煮干しなどで出汁を取っても良いです。

 

刺身と野菜の和えるだけご飯

材料 作り方

・マグロや白身魚を全体の7割
・キャベツ、ブロッコリー、にんじんを全体の3割

材料を7mmくらいの大きさにカットしておく
野菜は一度茹でてから人肌に冷めたら魚と和えるだけ!

 

野菜は茹でて冷凍しておけば日持ちもするので、魚を用意すればOK!すぐに出来るので時間が無い方にもおすすめ。

 

レバーペーストの猫缶詰風

材料 作り方

・鶏のレバーとささみ肉を全体の7割
・ひじき、ブロッコリー、かぼちゃを全体の3割

材料を柔らかく煮て、冷めたら煮汁ごとミキサーにかける。
くず粉を混ぜてからもう一度鍋で煮てトロミをつけて冷めたら完成!

猫缶のようにトロミをつけることで食いつきをよくしています。くず粉はトロミが弱いので片栗粉を使っても良いです。2~3日なら冷蔵庫で日持ちするのでまとめて作っておいてもOKです。

目的別おすすめキャットフード【選び方】

子猫 0~6カ月 成猫 1~6歳 高齢猫 7歳~

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